実家のある東京から遠く離れた大阪の端っこで一人暮らしをしてもう4年目になる。流石にホームシックになるようなこともないが、何が辛いって、猫に会えないのが辛い。一人で暮らして猫の有り難みが身に染みる。
親とはメールでちょこちょこ連絡を取り合うのだが、時折添付されている猫の写真が絶妙だ。
何ってビミョーに可愛くない。
密航者の様な目でこっちを睨みながら何かを訴えている。
血は繋がって無いけれど左が兄で右が妹。間にいた弟が今年の始めに亡くなって2人で身を寄せ合い暮らしている様子が伝わる。そのせいか目つきが以前よりも鋭くなり、切迫したムードを漂わせながら写真に写っている。こんな悲劇的な写真を送られてきては、まだまだ傷が癒えてないんだな、と心配になってこちらも気が気ではない。
左の兄の顔。無言で物語っている感が半端ではない。買い物に出たところを記者たちの直撃取材にあった被害者家族の写真にしか見えない。彼らの精神状態が非常に心配だ。
今日はイルカの追い込み漁禁止決定のニュースがあった。これはワールドワイドないじめのように見える。何よりイルカのいなくなったイルカショーは8月からイルカの格好をした飼育員のダンスショーになってるのではないかという事を一番危惧している。
