おすすめの本①

1『ポール・ハミス 異国からの招待』

この本は明治時代に来日し、優れた日本人西洋画家たちを母国イギリスに招待して活動の場を与えていた美術評論家ポール・ハミス氏の生涯を綴った作品です。

ポール・ハミスが幼少期から行動的な人物であることが伺えます。変人エピソードも多数。ポール・ハミスが招待した日本人画家の絵もカラーで載っているのでビジュアル面からも楽しむことができる一冊です。

 

2『老後を考える脳を作る13のメソッド』

来るべき長高齢化社会に備えてどのように若いうちから心構えをしておくべきか、ということについて書かれた本です。

今後は人間が200歳まで生きる時代が来るそうです。食生活や日常的な運動の重要性など実践的なメソッドから100歳からの恋愛指南や子作りなどユニークなものまで13のメソッドを知ることができます。

「老後」という言葉のイメージが180度変わる本です。

 

3『実践 短距離走

短距離走を行う人たちの写真集です。競技場で汗を散らし走る選手から街中でちょっと小走りで走る中年やOLの写真まで、実践的に短距離走を知ることができる一冊。

既に短距離走をやっている、という人は自分のフォームと照らし合わせて見ることができるし、未経験だという人も短距離走ってこういうものなんだ、と目から鱗な発見がたくさん詰まったなかなか面白い本でした。

 

4『スイカにはこれをかけろ/塩などかければ馬鹿を見る』

イカをより美味しく食べる方法を紹介した本。胡椒や白だしをかけたり片栗粉をまぶすのはまだ序の口。この本には知ったら実践したくなるスイカの食べ方がたくさん載っています。

一番試したくなったのはバイクの後ろにスイカを載せて高速道路を走り高原へ行ってスイカを食べるツーリングタイプの食べ方。風でスイカの実が乾いてパリパリした食感を楽しめるそうです。また共に同じ道のりを走った、というある種の達成感がスイカを食べた時の満足度をより増幅させるということで、案外無い話では無いかもなぁと思いました。

 

5『歌番組の起源 〜縄文の安室奈美恵〜』

高い歌唱力を持った人々が集まって互いの歌を歌い合う、という慣習はいつ頃から始まったのか検証した本です。

驚くことに縄文時代には既にそのような集まりが開かれていたということ。細身のシングルマザーの歌手というのが縄文時代にいたということが確認されていて、かなり高い歌唱力を誇っていたことが文献に記されています。彼女が一度歌を歌うと雨雲が西の空にはけていって、空が晴れ渡る。そこで火を起こし集まった縄文歌手の面々と火を囲んで歌を楽しんだそうです。猪や熊のような動物たちも火の周りで踊ったというエピソードが紹介されていてなんか可愛いなと思いました。