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藤沢柊(アニメーション、映像を中心に作品を制作)のブログ

制作日誌#8

『ATOMIC HOUSE」作画

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以前Facebook伏見稲荷の千本鳥居を必死に進んでいるうちに、階段を登ることばかりを考えて亡者のような状態になってしまい、それでは全てくぐっても亡者のような状態になっているのだから意味が無い、みたいなことを書いた。

しかし頭の中が階段を登ることでいっぱいになってしまったその状態こそが、一つ大事なことだったんじゃないかとふと思った。周りにいる人の様子なんて構わずに汗まみれでフガフガ言っているのは畜生かもしれないが、その事だけが頭の中にあるというのはすごい事だ。毎日そういう意識でいけたら良いと思うが中々難しい。

帰り道は桂米朝の『犬の目』を聴いて降った。頭の中は医者とおっさんと犬だった。


日々主義とか主張にまみれて、何々に固執していることで自分は生き難くなっていると思っていたけれど、実はその逆でポリシーが無くて意志が欠落しているから生き難いんじゃないか。

周りからの言動にいちいちなびくからしんどい。能天気に場当たり的に進んでいけば良いわけで、その中で締めるところを締めるみたいな部分が有れば良いのだと思う。



言葉として頭の中に残って、それが実際なんなのかの確認を長い間しなかったが、確認をしてみたら自分の好みとバッチリ合っていたものというのがいくつかある。

自分の場合は「マックス・エルンスト」「マッシヴ・アタック」「エディット・ピアフ」がそうだった。

ちなみに今頭の中には「マリアカラス」がある。確認してみようと思う。