世界の名言

モスコミュール・サンドロヴィッチ(思想家)
 かじりかけの黄色いパプリカをどぶ水に捨てるのは、社会からの圧力をベッドの下に隠す愚か者である。
 
 
ブリリアンテ・ソーマン(シェフ)
マカオの安ホテルに泊まった晩はミラノのホテルのパスタの夢を見る。
 
 
呉明珍(マラソンランナー)
夜逃げをするのにトラックに山程の荷物を積んだからといって国境の山を越える時、前輪に草が絡まるわけではない。
 
 
マンディ・コムフィ(女優)
記者達に心無いことを言われてもベッドに泣きながら倒れこんだりはしないわ。真夜中だって街に繰り出して大好きなフルーツサンデーを気が済むまで食べるのよ。
 
 
フランシスコ・ガブリエラ(画家)
うつ伏せの愛人にミルクをかけるのは部屋のレコードの音に不満があるからではなく部屋の外に積んである薪の積み方が美しくないからだ。
 
 
J.W.モリス(政治家)
世界から戦争を無くすのに最も手っ取り早い方法は、皆が靴を脱いで自分の家に帰ることだ。
 
 
マリオ・メンデス(ボクシングヘビー級世界チャンピオン)
右のジャブは祖国のビッグファミリーの分。左のアッパーはイングランドのゴルマンテおじさんの分。
 
 
ワイマール・サブリナ(革命家)
奴らの言う理想郷とは我々にとっての井戸の底であり、我々にとっての井戸の底とは奴らにとっても井戸の底である。
 
 
クリストファー・デイビス(人類学者)
類人猿から人間への変化の過程で人間が忘れてきた物は優れた運動神経とファンキーなグルーヴだ。
 
 
正岡茂(活動家)
戦後日本において私達が果たした最大の功績は放し飼いの犬に餌を与えた事である。
 
 
コージー・チャールズトン(天文学者)
尻穴から大根を突っ込まれてよしんばそれが口から出て来たとしても、それは天動説となんら関わりは無い。
 
 
トルーマン・ウォールバーグ(作家)
ポークステーキにかじりつく時、頭の中には何もない。ただ両手にナイフとフォークがあるだけだ。
 
 
ジョキ・ダダウダ(モルモル族酋長)
私を真の意味で理解できる人間など存在しない。私は私を追いかける石斧を持ったもう一人の私と対話し続けるのだ。
 
 
カルロス・エリエール(児童文学作家/「長針の無い時計」より抜粋)
眠りかけの山羊までをも鉄の鞭で叩き続ける国王に向かってある少年がこう言った。「あなたはまるで手短なテナガコウモリだ」
 
 
ピート・サリー(ファッションモデル)
私には客席は見えない。私にはランウェイの向こうに水平線が見える。
 
 
宝田亜斗夢(船乗り)
 いつまでも船長室の中で扉を塞いでいては、船が沈んでいることには気づかない。
 

大小山悟(名言家)
名言を言うことをやめた時、私は本当の意味で名言そのものになる。