発見
ちょっとした冗談を言ってその場の空気が緩むような場はまだ良いけれどそれどころではない、といった雰囲気のシチュエーションも数多くある。
しかしそのような場が存在するがゆえに生まれるねじれに自分は時折遭遇する。
要は普段の暮らしの中で思わず見つけてしまう緊張の中の緩みの様な名付けることのできない、笑いを感じる光景があるのでそれを紹介したいと思う。
〈べっぴん〉
きっと凄く良いエステだと思うのだけれど、赤と青の色使いのせいで場末のお化け屋敷にも似た雰囲気が漂う
サンテレビで放映されていた見知らぬ演歌歌手による番組。堂々の「ザ・演歌」の文字に圧倒される。中央の女性は写りの問題で4頭身に見える
〈落書き〉
心無い人の手によって選挙活動を妨害されたポスター。落書きをするならするでもっと真剣にしなければ失礼だと思う
3年前行った時もこの前行った時も変わらずそこにあった金剛山登り口のポスター。はにかみ顔と雪の様な白さのスーツが渋い
〈大宇宙産業〉
言葉をなくす大スケール。この6文字より大きな物はあるのだろうか
〈ツーショット〉
とある写真スタジオの入口にある写真。プロの腕によってバイクの疾走感が表現されている。看板に家族写真とかでは無くこの写真をチョイスするあたりがとても攻めている
とにかく強そう。このビルは4Fだけ物凄く広いと思う
「お試して.下さい.」なんて言い方をするあたりが凄くモード
特に言うことはない一枚。